「振動板」とは、音の良し悪しを決めるスピーカーの要となるパーツです。
スピーカー用振動板に要求される「軽さ」「高剛性」「内部損失」をバランスよく満たす材料はパルプでつくられた「紙」であると言われています。紙の他に合成樹脂、金属、フィルムを用いた振動板でも多くの採用実績を保有しております。
当社では、それぞれの素材の特性を熟知したうえで、お客様のご要望に合わせた最適なご提案が可能です。
LIGHT WEIGHT
より大きな音を出すために
HIGH YOUNGS MODULUS
高い音までスムーズに再生するために
MODERATE INNER LOSS
余分な振動を素早く減衰させるために
紙
CONE PAPER当社独自レシピによりご要望に合わせた振動板をご提案します。
スピーカー用振動板に採用する材料は、「弾性率」「内部損失」をバランスよく満たすことが理想的。
当社では、振動板の理想素材である「紙」をつくる工程において
独自のレシピによって木材パルプ以外の材料と組み合わせ、
抄紙技術を用いてスピーカー用振動板の理想値となる振動板をおつくりすることが可能です。
振動板の特性へのご要望に合わせて最適な材料の組み合わせ、配合をご提案します。
「抄紙」素材の木材パルプは、北欧・北米産を中心に、アジア産や南米産など世界各国の特徴的な木材を厳選して使用しています。
最上電機は、持続可能な開発目標(SDGs)の重要性を理解し、環境に配慮した技術に注力しています。
伝統的な木材パルプだけでなく、成長の早い一年草やサトウキビから採取された天然繊維、ミルクカートンなどの廃棄物を材料にした非木材パルプの研究開発にも取り組んでいます。
独特の風合いを出す抄紙は、質感や見た目の印象はもちろん環境に配慮した製品として、お客様のCSR活動を後押ししています。
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